はじめに
このレポートは、2025年3月から5月にかけて実施された計46本の世論調査結果を統合し、さらに2025年6月2日時点の最新動向も踏まえ、国民がどのような課題に高い関心を寄せているかを分析したものである。各課題には、国民の関心の度合いを示す「関心度スコア」に加え、「政治的優先度」「経済的優先度」「社会的優先度」の各スコア(いずれも当研究所による分析・仮設定)を付与し、主な関心理由や経済への影響も併記している。このページを通じて、現代日本の国民意識の動向を多角的に理解する一助となれば幸いである。チャートやカードをクリックして、詳細情報を参照されたい。
国民の関心度スコアランキング
グラフの項目にマウスオーバー(またはタップ)すると詳細が表示される。
課題一覧(国民の関心度順)
読み取りポイント
- 物価高騰への対策は依然として国民最大の関心事である。
- 社会保障や将来不安に関する項目が上位に多く見られる。
- エネルギー政策や安全保障に関する関心も引き続き高い水準を維持している。
- 新たにランキング入りした項目は、気候変動や教育問題など、中長期的な課題が多い。
- 表示スコア種別やグラフ種別を切り替えることで、異なる視点から課題の重要性や特性を確認できる。マトリクスグラフではカテゴリー別の傾向も把握しやすい。
関心度・優先度スコア算出式
スコア = (各評価指標 × 重み付け / 基準値) × 100
(各種スコアにおいて、トップ課題のスコアを100点基準に線形換算)
「国民の関心度スコア」は、世論調査における課題への肯定的な回答の割合と、その課題が調査で取り上げられる頻度(サリエンス係数)を組み合わせて算出されている。その他の「優先度スコア」およびマトリクスグラフ用の「経済規模(成長性)」は、政治的・経済的・社会的観点から当研究所が独自に評価・仮設定したものである。これにより、多角的な視点から課題の重要性を評価することを目指している。